1万時間の法則から分かること


1万時間の法則ってご存知ですか?

簡単にいうと、1万時間の訓練をするとその分野でのプロ、専門家になるというものです。

1日3時間の訓練と考えると約10年になります。長いと思う人もいれば短いと思う人もいるかと思います。

 

マルコム・グラッドウェルの著書『天才!成功する人々の法則』(講談社)の中で、

「プロとアマチュアのピアニストについて調べてみると、

アマチュアは、こどものころ週に3時間以上の練習はしていなかったし、20歳の時点の練習時間の合計は2000時間だった。

プロの場合は、毎年、練習時間がだんだん増えて行き、20歳のころには合計が1万時間達していた」とあります。

 

アマチュアとプロの差は、少しの努力の差と言うよりも、圧倒的にたくさんの努力の差が見られます。

アマチュアでも十分、技術的な能力は高いです。ですが、プロが持っているものは、この努力の過程で鍛えられてきた精神力も加わるのではないでしょうか。

そして、その差が出てくる時期は、主に10代です。10代にどのように過ごしてきたかで成人後の人生も違ってきます。

スポーツや音楽など芸術分野だけでなく、勉強についても同じでしょう。

ただテストや受験のための勉強をしてきたのか、失敗や困難を乗り越えながら勉強してきたのかで磨かれる内に違いが出てくるのではないでしょうか。

結果ばかりに目を向けていると、「できない」「無理」「自分には向いていない」と悲観的になってしまい、結局止めてしまって訓練時間が少なくなってしまいます。

しかし、結果が思うように出ていなくても続けて努力して勉強している子は、1万時間が経ち、勉強してきたことを自分のものにしているように思います。

試験や受験のための勉強ではなく、勉強を通して学ぶ力、磨かれる内面の力に目を向けてみると成長していることを感じられると思います。

 

 

ILCHI Brain UP こども脳教育では、ブレインスクリーン学習法の中で、

何のために勉強をするのか、勉強をしてどんな大人になりたいのか、将来の夢も描きながら勉強をします。

目の前の結果のための勉強ではなく、学ぶ力をつけていきます。

 

作成者

いりなか教室 中村仁美

 

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