子どもの頃の体験は、その後の人生に影響する


平成22年10月に、国立青少年教育振興機構から

「子どもの体験活動の実態に関する調査研究-子どもの頃の体験は、その後の人生に影響する-」報告書が発表されました。

その中で、

「幼少期から中学生期までの体験が多い高校生ほど、思いやり、やる気、人間関係能力の資質・能力が高い」、

「子どもの頃の体験が豊富な大人ほど、やる気や生きがいを持っている人が多く、モラルや人間関係能力が高い人が多い」

という結果が報告されています。

 

この調査結果のように、子どもの頃をどのように過ごすかによって、その後の人生に違いがみられることは、

例外もありますが、ほとんどの方が想像できることだと思います。

 

子どもの頃の体験としては、自然体験活動や、動植物との関わり、友達関係や家族との過ごし方、地域活動への参加などがありますが、

大人が忙しいように、子ども達も忙しい現代社会においてこのような体験が簡単にできなくなってきました。

都会では自然も少なくなり動物ともなかなか出会えません。

公園でも活動制限が増えてきていますし、習い事も増え、友達同士で遊ぶ時間、家族で過ごす時間も減ってきているのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このような現代社会では、子どもが体験活動をできるように意図的に時間を作ってあげる

必要があります。

大人も自然の中で癒されるように、子どもも自然の中で癒されて情緒が安定し、友達とも良く遊ぶことができます。

自由な環境の中で自己を発揮することで、自己尊重感や自信が高まり、創造性が生まれてきます。

また、子どもは大人をよく見ています。

 

地域活動に親子で参加することは、大人が子どもの模範となり、

社会で活躍することの意味や人との関わり方などを子どもが学べる機会になります。

また、大人も一緒に体験活動をすることで子どものコーチングも自然とできるようになります。

 

ILCHI Brain UP こども脳教育では、

親子で一緒に大自然の中で体験できる機会としてニュージーランドキャンプがあります。

大人も日本の日常から離れて、親子の時間を大切に過ごすことができます。

 

作成者

いりなか教室 中村仁美

 

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