自主的なプロジェクトで育まれるもの


最近、新しいスタイルの学校が増えて来たように思います。

東京大学では平成25年度入学生からFLYプログラムが導入され、その後10以上の大学でもギャップイヤー制度が導入され広がっています。入学直後の1年間を休学し、自主的な活動(海外留学、ボランティア活動、地域社会での活動、専門分野での活動など)を経験した後、学業に専念するプログラムです。

このようなギャップイヤーの他にも、休学することなく高校生の時代から自主的な学び、専門的な学びができるカリキュラムも見られるようになってきました。

スーパーサイエンスハイスクールスーパーグローバルハイスクールといった高校や専門学校では、より早い時期から専門分野を学び始めることができますし、またその他にも、既存の高校のように学業と部活など学校内での活動に留まらず、学校の枠を越えて社会の中で専門分野を学んでいく形が増えてきました。

生徒が主体となり自分の夢や、やりたい事に進んでいくために、学びたいことを学べる環境を与える学校や教育機関が見られるようになりました。 

学校の先生が生徒へ教える一方向のものだと、生徒自身も何のために勉強するのか、何に役立つのか分かっていなかったり、入試のため、就職のための勉強としてしか理解していなかったりします。しかし、生徒が自分の興味、関心のある分野で自主的に立てたプロジェクトを専門家やその道のプロにサポートしてもらいながら学生のうちに経験することで、何のために勉強するのか振り返ることもでき、自分の進路、将来の夢についても考え、より学業にも力が入るようになるのではないでしょうか。

このような活動を積極的に進めていくには、やる気、自分に対する自信、責任感、協働性、自制心・・・といった非認知能力とも呼ばれる力が必要です。

社会の中では、思うように進まなかったり、失敗したり、悔しい思いや辛い思いをすることも多いです。そんな困難も乗り越えてプロジェクトを進めていった時、より大きな結果、経験、スキルが身につくでしょう。

 

ベンジャミンジュニアスクールのプログラムでは、このような困難や難題に直面した時でも、自分を客観視できるメタ認知能力、最後まで集中してやり抜く目標達成力、自分に対する自信を育てていきます。そして、いずれギャップイヤーや自主的なプロジェクトの中で自分自身を生かした活動ができるでしょう。

 

作成者

いりなか教室長 中村仁美

 

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