受験生にとって、3学期は緊張の期間です。勉強はそれまでしっかりしてきていますが、本番前は様々な不安が出たり、ストレスから体調を崩したりといったことも。
するとしっかり勉強してきたにも関わらず、本番で実力を発揮しきれなかったり、集中ができなかったりしてしまいます。
受験直前、試験本番では勉強よりもメンタルの管理が重要になってきます。
だからといって前向きに、ポジティブに気持ちを切り替えようとしても不安になっている時に、なかなか出来るものでもありません。
しかし、否定的な感情はコントロールすることが可能です。
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血圧や脈拍や体温を意図的に上げたり下げたりするのは難しいことですが、呼吸を介して間接的にコントロールできます。呼吸を介してコントロールできる
のは、身体の生理的な機能だけでなく、感情や考えもコントロールできます。呼吸が規則的で深く穏やかになると、それに応じて考えも減り、感情もおさま
ります。このように呼吸は、思考や感情をコントロールできる強力な手段となります。
(中略)
心の力で、思考や感情をコントロールをするにはどうすべきなのでしょうか?最も強力な手段は、観察、すなわち眺めることです。
思考や感情に左右されず、明瞭に眺める心によって、その思考や感情はまるで太陽の光に霧が消えるように蒸発してしまいます。
普段、瞑想と呼ばれる全てのエクササイズは、その具体的な技術や方法の違いに関係なく、このような観察がポイントとなります。
一指 李承憲の著書 『たった5分 へそから始める健康法「へそヒーリング」』より抜粋
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このように呼吸や瞑想を通して自分の感情を眺めて感情がおさまり、ほんとうに集中しないといけない事に集中ができるようになります。
ILCHI Brain UPこども脳教育の教室では、特に中高生の成績を伸ばしたい、受験対策をしたいといった生徒には「呼吸・瞑想」の練習を行っています。
詳しくは、イベントや体験教室で、体験してみて下さい。
【体験した生徒の声】
・前は、試験中でも周りの学生がどれくらい解いているのかとか気になって集中ができていなかったですが、今は、周りの学生が気にならなくなって目の前の自分のことだけに集中ができるようになりました。
・いつも試験前になると心配で夜も眠れなかったのですが、ちゃんと眠るようになって、調子よく試験に取り組めるようになりました。
・(保護者より)勉強に取り組めてはいましたが、姿勢が悪いのが気になっていました。しかし今では、姿勢良く勉強机に向かっているので驚いています。息子も集中しやすくなったと言っています。
コラム作成
いりなか教室 中村仁美