2015年8月23日 米アリゾナ州フェニックスにあるデザインノース・カレッジで、IBREA国際脳教育協会、パワー・ブレ イン・エデュケーション(以下PBE)、Body&Brain共同主催の脳教育カンファレンスが行われました。
IBREA会長をはじめ、医学教授や代替学校教頭など様々な立場から見た、教育現場における脳教育の革新性と効果を示す講演が繰り広げられました。
この日、脳教育を導入したアメリカの学校で、自信、集中力、認知力が向上した事例紹介のほか、参加者が 脳教育を体験する時間もあり、参加した約200人の教師や保護者たちは高い関心を寄せました。
また、生徒のモチベーションや創造性の向上、ストレスや怒りのコントロール、自信と幸せの向上などに関するセッションとプレゼンテーションが行われました。
会長は、実際に生徒の自己主導型学習を実施している韓国のベンジャミン人間性英才学校の事例を映像で紹介しました。また若い生徒たちが夢を叶えるために自ら具体的な目標を立て、脳を積極的に活用し変化を生み出す姿に参加者は感動し、涙したりもしました。
また、脳教育が科学的な脳トレーニング法だという詳しい説明も添えられました。
ハワイ州立病院精神医学科長は「脳教育のトレーニング法を行うと、複雑な考えに陥った脳が静かになり、自律神経システムがストレス状態から回復状態になります。また、注意が外部に向いて雑念に陥っている状態から脱し、体に集中できるようになります」と説明されました。
そのほか、スカイラインチャータースクールという代替学校の教頭は、自身が管理する6つの学校で体験した脳教育の成果を発表されました。彼は生徒たちが自信を取り戻し積極的に勉強するようになったのを見て、教師たちもとても勇気づけられたと述べられました。
続いて、PBE理事兼アメリカ脳教育協会理事が脳教育に関する成功事例とともに、アメリカでの脳教育導入の必要性を説明されました。 PBEはニューヨーク市120校を含む全米約350校において、約1万人の教師と3万人以上の生徒に脳教育を伝えられています。参加者は、生徒や親、教師のために、地域社会に脳教育を導入する必要性を感じ、強く共感しました。