学校には、毎日行っているけれど、「毎日がつまらない」「学校にいく意味がわからない」「勉強する意味がわからない」
また「遅刻や早退」など、学校には行くけれど、やる気が出なかったり無気力だったり。
その他にも先生や友達との人間関係の悩みを抱えていることはないでしょうか。
そのような子たちも全くやる気がないという訳ではなく、
一人ひとり話を聞いてあげると自分の興味・関心のあることに積極的に取り組んでいたり、
やりたい事もあったりという面も持っています。
しかし、それが学校へ行くと、この自分の気持ち(心)や考え方(脳)と、実際に行っていること(体)が
バラバラの方向を向いていて、自分自身の本来の能力を発揮できないでいるため、「つまらない」「やる気が出ない」
「意味がわからない」「まわりの目が気になる」といった状態で立ち止まってしまっているのかもしれません。
そんなときはいったん立ち止まって、自分自身を見つめること(自己省察)をする良い機会でもあります。
時間がかかるかもしれませんが、自らの答えが出てくると、自分の気持ち(心)や考え(脳)、やるべき事(体)が
バランスよく調和し、自分自身の能力を発揮して再び進んでいくことができます。
しかし、子どもだけで答えまで導き出すことは難しいです。
親や第三者となる大人が寄り添い、導いてあげる必要があります。
子どもがどんな才能、素質をもっているのか、忍耐強く観察してあげて子どもに「できる」という自信を
持てるようにしてあげましょう。
さらに夢・目標が明確になると今やるべきことも明確になり、毎日、目標に向かって進んでいけます。
途中、失敗や困難があっても、寄り添ってくれる親や大人がいると安心して立ち向かっていくことができます。
そして、本来持つ能力を発揮していずれ社会でも活躍できる大人へと成長していきます。
先日、『NHKスペシャル シリーズ 子どもの声なき声(2)「不登校44万人の衝撃」』が放送され、
その中で『隠れ不登校』の生徒が中学生だけで33万人。
不登校の生徒と合わせると44万人の生徒が学校をめぐって苦しんでいることが明らかになりました。
隠れ不登校とは、学校には行っているけれど、教室には行かず保健室登校をする生徒や、遅刻や早退が多い、
学校に通いたくない、つらいと毎日感じている生徒などを指すそうです。
中学生は、思春期に入り、その中で進路や将来のことも考えないといけない大切な時期でもあります。
学校の先生の多忙が叫ばれる中では、個々に生徒と向き合ってあげられる大人の存在が子どもたちの力になるかもしれません。
ILCHI Brain UP こども脳教育では、保護者の方から子育て、教育に関するご相談も受け付けています。
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