自ら考え、学ぶ子どもたち。


 

「学校がめんどう、行きたくない」「何もする気にならない」「塾も行きたくない」・・・と話していた子どもたちがいます。何かあったのかと心配になりますが、特にこれと言って原因がなかったりします。そして、一番心配になるのが勉強。どんどん学校から遅れてしまいます。そんな大人の心配をよそに子どもたちは平気な様子です。

 

中学生になると、勉強も中間試験、期末試験が始まり本格的な勉強に変わります。ですが、勉強しないといけないことは、分かっているけれど・・・、何のために勉強しているのか分からなかったり、試験のためには勉強できても試験が終わるとまたやる気をなくしたり、成績が上がらないことでやる気をなくしたり、大人からのプレッシャーで空回りしたり、子どもたちと話しているとそれぞれに考えたり、悩んだりしているのが伺えます。

「勉強のスイッチ」が入るのは、教わるより、自分で勉強して理解できたことを経験した子たちです。問題を解決した経験がその子の達成感、自信につながっています。

 

そんな状況でもある時から勉強のスイッチが入ります。教わるより、自分で勉強して理解できたと経験した子たちです。学校の授業のように、先生から生徒への一方向のスタイルでは暗記ばかりしていて、分かったようで、理解できていないようです。きれいにまとめられたプリントの暗記よりも、自分で教科書を読んで理解して自分でまとめられると「わかったー」と嬉しそうです。テストの点数のための丸暗記よりも、自分でわからないこと、問題を解決した経験がその子の達成感、自信につながっています。時間はかかりますが、受動的な勉強をするよりも能動的に勉強する方が楽しくすることができます。

 

学生のうちに学ぶ楽しさがわかると大人になってからも、続けて自己成長のため学び続けることができます。教室で自ら学ぶ子どもたちの姿を見ていると、将来、社会でどんな風に活躍していくのかとても楽しみです。

 

 

作成者

ILCHI Brain UP こども脳教育 いりなか教室

教室長 中村仁美