能力を生かすためのカラダとココロ


 

4月から新学年度が始まりました。新しいクラスで不安や緊張ぎみの子どもたちの姿も見られます。学年が上がるにつれ、人間関係の数が増えていきます。家庭内では自分と両親や兄弟と少人数ですが、保育園・幼稚園では数人のクラスメイト、小学校に入ると30人近くのクラスメイトと人数が増えて人間関係が複雑になってきます。

そんな中で最近は、塾や習い事でも個別指導や少人数制のシステムが多く、少人数システムに慣れてしまっている子どもたちが見られます。個別指導や少人数の中で、きめ細やかな指導は受けられるので能力は伸びていきますが、自主性、社会性が育まれていかない場合があります。成績も良く、豊富な知識を持っていますが、それを発表したり、相手に伝える自信がなかったりと結局生かされずにいてもったいないなと感じます。

人間関係が希薄になってくると、自主性、社会性が育まれにくくなり、成績も良く、豊富な知識を持ってる子でもそれを発表したり、相手に伝える自信がなかったりと結局生かされずもったいないなと思います。

能力と同時にココロ、自信や勇気も育ててあげることで、子ども自身が持っている脳の力がさらに発揮されるようになっていきます。学力と同時に、カラダ、ココロもバランスよく育ててあげることも大切ですね。

 

 

作成者

ILCHI Brain UP こども脳教育 いりなか教室

教室長 中村仁美