脳を目覚めさせる読書法


 

秋に入り、読書の季節になりました。私の教室では、本が苦手な子、嫌いな子も本が読めるようになる読書法、また本が好きな子は、今まで以上に本の内容の理解が深まるようになる読書法を取り入れています。

教室での読書法は、本を五感で感じることを通して本と友達に、本と一つになります。脳の感覚を目覚めさせ、場面をイメージすることで空間感覚を養います。また自信と直感力が鍛えられます。

読書と言えば、本を読んでいくスタイルですが、教室での読書法は、本を五感で感じることを通して本と友達に、本と一つになります。①見た感じ、②匂い、③味、④触った感じ、⑤聞こえる感じを本から感じとります。五感をつかうことで、脳の感覚を目覚めさせ、場面をイメージすることで空間感覚を養います。また自信と直感力が鍛えられます。

 

同じ本でも、読む子それぞれで感じ方は様々です。子どもが感じたことを、そのまま表現できるようにしてあげることで、本の感想を話してくれるようになります。読書感想文と先に捉えると難しく思ったり、面倒だと思ったりして読書が嫌いになっていく子がいますが、子どもが本から感じたことを聞いてあげるとよく話してくれます。それが集まって、読書感想文になります。
読書の初めは、簡単な絵本からスタートしますが、教室の中には、教科書でする子もいます。小学生の教科書にはイラスト、写真がたくさんあって、楽しそうに見ています。その姿は、楽しく予習をしているかのようです。
みなさんも、秋に一冊の本を選んで、五感で感じながら読んで見てください。きっと、その本と友達になったかのように感じられます。

 

作成者

ILCHI Brain UP こども脳教育 いりなか教室

教室長 中村仁美