多重知能


 

 

多重知能とは、ハーバード大学教授であるハワード・ガードナーが、提唱しました。
多重知能には8つの知能があります(下図)。8つすべてを伸ばすということではなく、子どもがどの知能が高いか低いかを把握することが大切です。知能と聞くと一般にIQが思い浮かびますが、IQは人間の知能のほんの一部にすぎません。IQだけで頭が良い悪いを評価するのではなく、子どもの優れている知能を伸ばしてあげることで、脳の中に眠っている能力を引き出してあげるのです。

 

例えば、下記3人の例
●オリンピック選手
●ファッションデザイナー
●医師

この3人に多重知能テストを実施してみると、オリンピック選手は、身体・運動知能。ファッションデザイナーは、視覚・空間的知能。医師は、論理数学知能が高かったのです。ですが、この3人とも、8つ全てが優れていたわけではなく苦手な知能もありました。しかし、世の中で成功している3人です。

子どもたちも、優れている部分があって、逆に弱い部分もあります。どの分野に優れていて、弱いかを知っているか、知らないかで将来の夢・目標も変わってくるのではないでしょうか。

子どもたちも、優れている部分があって、逆に弱い部分もあります。どの分野に優れていて、弱いかを知っているか、知らないかで将来の夢・目標も変わってくるのではないでしょうか。

子どものどの知能が優れているかは、子どもがどんな分野に興味・好奇心を示すかで知ることができます。好奇心を持って没頭するものは、何でしょうか?一度、お子さんを観察してみてください。

 

 

作成者

ILCHI Brain UP こども脳教育 いりなか教室

教室長 中村仁美