どんな脳の状態で勉強したかで、結果が違います


年度末は、年度末試験が行われます。

その試験結果に、生徒はどんな反応を示しているでしょうか。

下記に2パターンの生徒の反応を見てみると

 

2_22A

「1週間の試験期間で大変だった。いつも一夜漬け、徹夜でするけど5日続いてだったので、最後の2日間がほんとうにきつかった。

試験中も頭が全然働いてないし、一夜漬けが全然能力発揮できないと分かった。

結局、一番時間かけた教科が時間かけた分だけ点数が取れていた。 」

「先生も試験範囲を試験日のギリギリまで終えてくれないけど、日々の勉強が大事だってことが分かった。」

 

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B

「塾の先生言ったところ出てなかったし、逆に出ないって言ったところが出てたし。体調も悪かった。」

「せっかく用語で覚えてたのに、記号で出て時間の無駄だったわ。」

「まとめプリントと順番逆に出すし、そのまま書いちゃったよ。」

 

 

どちらも自主的に勉強に取り組み、試験勉強は頑張ってするタイプです。

しかし、結果が出た時に、結果に対しての受け取り方が違います。

 

Aの方は、メタ認知能力が高く、自分に対して原因を眺めています。そのため、次回の試験では何を改善したらいいのか自分の中から答えが出てきます。

しかし、Bの方は、外に原因を見ています。そのため次回への改善策も立てられないまま同じ勉強法でただ勉強時間を増やすだけの対策になってしまいます。

 

メタ認知能力が高いと、勉強しながら自己成長につなげることができます。

ただ勉強をしていても試験の点数はあげることはできますが、結果からやり直しや次の対策をどうするか考えてももっと勉強するという答えしか出てきません。

自分を眺めることは、勉強しながら自分の体の状態、心の状態がわかり勉強以外での対策も自分で考えることができます。

 

受験時期の学生は、もっとストレスや疲労感など出てきやすいです。

そんな時に自己管理ができるようにメタ認知能力も高めてあげましょう。

 

ILCHI Brain Up こども脳教育では、

メタ認知能力を学習に活用できるようにするプログラム:ベンジャミンジュニアスクールがあります。

新学期に向けて体験教室で体験してみて下さい。

 

作成者

ILCHI Brain UP こども脳教育 いりなか教室

教室長 中村仁美