こどもの勉強に対する感情の変化


勉強に対する感情の変化

 

こども達が勉強する時やテストの時に見せる姿があります。

ILCHI Brain Up こども脳教育の教室に通っている子ども達を見ているとそんな姿がだんだん変化していくことが感じられます。

デビット・R・ホーキンス博士が著書『パワーかフォースか』の中で定義している「意識のレベル」をもとに勉強に対する感情の変化を表したのが下記の絵です。

勉強に対する意識のレベル

最初は、勉強・テストと聞いて逃げたい気持ち、緊張する気持ち、焦る気持ちなど、否定的な感情、行動を見せていても、教室での授業を受けながら、徐々に自己肯定感が育って、自分に自信を持てるようになってきます。

『無気力、恐れ、悲しみ』といった「逃げる行動」から、

『欲望、怒り、自慢』といった「もっと良くしたい、できるようになりたい」という思いとなり、やる気が出始めます。

やる気になって勉強をがんばり始めますが、すぐ結果に繋がらなかったり、成果が出なかったりして悔しい思いをすることも少なくありません。

ですが、主体的に勉強しようとしている時、『勇気』を出して自分の勉強スタイルを見直してみるメタ認知能力が発揮されます。改善すべき所がどこなのか自ら眺めてみます。

IQは、成績の約25%を決定する一方、このメタ認知能力は成績の40%を決定すると言われています。

勉強時間や勉強する環境を自らチェックしたり、また何を分かっていないのかを把握できることで、より効率的に勉強することが出来るようになり、『自発的』に勉強ができるようになります。すると学ぶ楽しさが出てきて『愛』溢れるように周りの友達にも教えてあげることもできるようになります。

 

メタ認知能力は、問題の解き方やテクニックを知って成績が向上するだけでなく、勉強に向かう姿勢や意欲が前向きになり、積極的に勉強できるようになることで結果的に成績に繋がっていくと考えられます。

いずれ子ども達が社会に出た時に必要となる問題解決能力、感情調節能力、目標達成能力に繋がる力です。

ILCHI Brain UP こども脳教育では、HSPクラス、ベンジャミンジュニアスクールでこのメタ認知能力向上のためのプログラムを取り入れています。

 

作成者

ILCHI Brain UP こども脳教育 いりなか教室

教室長 中村仁美